10月20日（日）は「ふるさと清掃運動会in保津川」です！

先日の台風18号による大雨では、保津川も久しぶりに氾濫し、大きな被害が出ました。保津峡の中では、普段よりも15m以上増水したようで、峡谷の景色も一変してしまいました。

今回の水害では、あまりに増水したため、保津峡入り口で急に狭くなる保津川が逆流し、むしろ保津峡内部よりも亀岡盆地川に大量のごみが漂着しています。そこで、プロジェクト保津川では、10月20日（日）に毎年恒例の「ふるさと清掃運動会in保津川」として、台風による漂着ごみの回収を実施いたします。

スタッフで西川の堤防に漂着したごみの様子を撮影してきました。上の図で、赤く囲んだ部分に、帯状になって大量に漂着しています。

こちらは保津川から1kmほど離れた、JR山陰本線沿いの田んぼのようすです。増水した水はこんなところまで押し寄せ、保津川の支流、西川の堤防にせき止められて田んぼがごみで埋め尽くされています。

近づいてみると、こんな感じです。竹やわらだけなら燃やしてしまってもいいものですが、ペットボトルや袋類、タイヤなどたくさんのプラスチック製品が混ざっていてこれらを取り除かないとことには、次の手が打てません。

プロジェクト保津川のスタッフが写真を撮りに訪れた時も、農家のご夫婦が片付けを行っておられました。「こんなにたくさんのごみ、高齢の自分たちだけではどうしようもない・・・」とおっしゃっていました。

西川の土手は、約1kmに渡ってこんな状態が続いています。小屋がそのまま流されてきていたり、と水の力を感じさせる風景です。

何百人もの力がないと、とても片付けられそうにないごみの量です。ぜひみなさんのお力をお貸しください！