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プロジェクト保津川2021年8月の主な活動

2021/09/06

コロナ禍や天候不良ということで、活動の難しい今年の夏でしたが、プロジェクト保津川の主な活動をまとめてみました。


まいまい京都「保津川マイスターといく2億年の大自然!清流のほとりで天然鮎を味わう」

まいまい京都をご存じですか?京都の住民がガイドするツアー京都のミニツアーです。プロジェクト保津川でも、8月の始めに清滝にてガイドを行いました。こういった活動による収入も、プロジェクト保津川の活動費の一部となっています。


お盆に山本浜の見回り

亀岡でも、お盆に精霊流しで、ご先祖様を送る行事を行われる地域があります。とても美しい伝統だと思います。しかし、昨今ではお供え物の容器にプラスチック類が使われるようなり、それがそのまま保津川へ流れ、プラスチックごみの一因となってしまうことがあります。


公益社団法人日本観光振興協会関西支部より、感謝状を

毎月の保津川のクリーン作戦や家族連れを対象にした環境学習「鮎狩り・ゴミ取り」、保津川下りの船でいく「清掃ツアー」など、保津川の風景を次世代に引き継いでいくためのさまざまな取り組みを評価して頂きました。


今後の予定

難しい社会状況ではありますが、プロジェクト保津川では9月以降もクリーン作戦を中心に活動していく予定です。

詳細決まり次第おしらせします。

令和2年11月29日シンポジウム「川から考えるみんなの未来」を開催しました。

2020/12/03

亀岡市では、来年の1月から国内で初めて、有償無償にかかわらずプラスチック製レジ袋の提供を禁止されます。

世界に誇れる環境先進都市を目指す亀岡市から「川から考えるみんなの未来」をテーマに、世界最先端の環境保全の取り組みを学び、考えました。


基調講演「脱プラスチック、世界は今。~世界の課題に地方から挑戦する~」

基調講演では、特定非営利法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事の坂野晶さんより、「脱プラスチック、世界は今。~世界の課題に地方から挑戦する~」」というテーマで、世界各地のコミュニティーでの取り組みを紹介して頂きながら、坂野さんが取り組まれた「ごみをゼロにしていこう」という活動についてお話いただきました。

  • 日本のリサイクル率は、20%ほど。
  • 世界の食べ物の1/3は食べられないまま捨てられている。
  • 世界中で使われているプラスチックの約半分は1度切りしか使われない。
  • 2050年には、海の中の魚よりプラスチックの方が多くなると予測。
  • プラスチックが自然環境に流れ出しているので、使う量を減らしていくこと、流れ出したプラスチックの回収が必要。
  • 私たちは、週にクレジットカード1枚分のプラスチックを食べている恐れがある。
  • プラスチックのリサイクル技術がまだまだ発展していたので、使い捨てになり気味。
  • 使う方にも責任があるし、作る方にも責任がある。(SDGs12番目の取り組み
  • 世界の人口増により、2050年には世界のごみの量が2倍になるため、ごみ処理の問題が出てくる。
  • 「アース・オーバー・シュート・デイ」、地球が1年間に作ることができる資源には限界がある。
  • 資源消費量が増えている割に、リサイクル量が追い付いていない。
  • プラスチックをリサイクルせず燃やすということは、Co2の排出量が増えるため、環境問題にも直結している。
  • プラスチックを減らしていこうという流れが世界中で起きている。
  • プラごみ問題により、漁業や観光業に影響が出ている。
  • 日本は現状、プラスチックをリサイクルすることより燃やすことを前提にしている。
  • プラスチックの代替製品と考えられる植物性由来のバイオ素材についても、環境にどんな影響が出るかまだわかっていない。
  • プラスチックにバイオ素材を混ぜて使うことに寄って、石油由来の製品は減るが、リサイクルに問題が出てくる可能性がある。
  • 高知県上勝町では、45個に分類している。結果、リサイクル率が高まった。
  • 細かな分別に頼るだけなく、ごみを減らしていく、素材を考えていく必要がある。
  • 2003年、上勝町では日本で初めてごみをゼロにしていこうという「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った。
  • 上勝町の取り組み。①ごみ収集車がない。②生ごみは家庭で処理③分別は45種類。
  • 日本のごみの分別の判断は、燃えるか、燃えないか。そこには、リサイクルという考え方ない。
  • 上勝町では、リサイクルできる。リサイクルできないがごみの判断基準。
  • ゼロ・ウェイストとは?焼却・埋立処分をしないこと。ごみを出さないこと。
  • 上勝町では、ごみの処分にかけていた費用が1/6に減った。
  • ゼロ・ウェイスト認証とは?お店のゼロ・ウェイスト化への取り組みの基準化。ゼロ・ウェイスト・ブランド価値を高める。
  • ごみを減らすために売る側の変化が必要。
  • ドイツのハンブルグでは町ぐるみで、デポジットのコーヒーカップを導入
  • 自分で容器を持っていく量り売りの店。
  • リフィル形式の宅配。宅配便の箱のリユース。
  • 地域の中で余ってる素材でプラスチックの代替品を利用。
  • 地域で、土に返す仕組み。
  • リユースやリペア拠点を持つ。
  • サキュラーエコノミーの実現を妨げるミッシングリングを特定し、コミュニケーションする場を行政主導で行われている都市がある。
  • どんな仕組みがあれば、リサイクルやプラごみの軽減ができるか地域ぐるみで考える。


事例報告


スターバックスコーヒージャパン

普川 玲(スターバックスコーヒージャパン株式会社購買部 エシカルソーシング・サステナビリティチームマネージャー)さんからは、スターバックスのプラスチック削減の取り組みについてご紹介いただきました。

  • 二酸化炭素、廃棄物、水の利用をそれぞれ50%削減を目標にしている。
  • 紙ストローの導入 年間2億本分のプラストローの削減。
  • 一部の店舗で、プラスチックカップから紙カップへ移行してる。
  • 来年には全店舗で行っていく予定。年間6,100万杯分のカップの削減。
  • マイタンブラーやリユーザブルカップの利用促進。年間480杯分のカップの削減。


無料給水アプリmymizu

マクティア マリコ(一般社団法人 Social Innovation japan/mymizu 代表理事 共同創立者)さんからは、アプリを利用したmymizuが社会に浸透することの意義を紹介して頂きました。

  • mymizuは、無料で水をもらえる場所を探せるアプリ
  • マイボトルさえ持っていれば水を汲むことが、ペットボトルの飲み物を買う必要がなくなる。
  • 公的水飲み場、一般店舗なでも水を給水できる。
  • 給水することで、どれくらい環境に影響があるかを可視化している。
  • 人口の3.5%始めれば、それがスタンダードになる。そこを目指している。

パネルディスカッションは、基調講演と事例報告を頂いた3人の方に、亀岡市前副市長の仲山徳音さん、特定非営利活動法人プロジェクト保津川代表理事の原田禎夫を加えて行いました。

  • 自分の周りからできることをやってみる。
  • 国、人を動かす時に障害になることは、前例が無いという意見と、あなたの地域ではできても、こちらの地域には合わないというやらないため理由付け。
  • スターバックスが紙ストローに替えられた理由は、お客様がその行動を応援してくれた。
  • 企業がペットボトルを減らす取り組むことにより、マイボトルを持つことが普通になり企業の風土が変わった。
  • 海外から来る人はマイボトルを持っているが、日本には給水できる場所が少ない。
  • ゴミが増えることは、税金の使い道が他からごみの処分に使われることになる。


パネルディスカッションと質疑応答

最後に、会場からも登壇者の皆さんと質疑応答を行い、シンポジウムは終了となりました。

  • 行動が未来を変える。自分がやりたいことすることで社会が変わる。
  • 今の行動が20年後、30年後につながる。
  • 自身を持って行動。身近な幸せにつながる行動する。
  • 一人では難しい。仲間を集めて行動する。


エコ屋台

会場外には、亀岡市でも積極的に脱プラスチックに取り組むお店が並ぶエコ屋台も出店されました。

エコ屋台出店一覧
・Café de MOTHERS ローストビーフ丼
・亀山ホルモン ホルモンうどん・からあげ
・ネコのしっぽ デニッシュ移動販売
・天ぷら さくら あげもの・アメリカンドッグ
・くらしごと Labo 新鮮野菜直売
・aco wrap みつろうラップ
・fellce ハンドメイド雑貨


YouTubeにて、シンポジウムの様子を配信しています。

約100人の方に来場いただいたのですが、特に中・高・大学生が半分以上、という今までになく多くの若い方に参加して頂きました。

当日のシンポジウムの様子は、YouTubeにてライブ配信を行い、たくさんの方にご覧いただきました。

また、その様子は、プロジェクト保津川のYouTubeチャンネルにてご覧いただけます。

ぜひご覧になってみてください。

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