2022/05/18

第149回保津川クリーン作戦を曽我谷川河口付近で開催しました。

2022年5月15日(日)、アユモドキの生息地でもある曽我谷川河口付近で保津川クリーン作戦を開催しました。

先日の2022 GW BBQごみ一掃作戦期間中にも活動した場所です。

毎年かならずクリーン作戦を開催している場所です。

亀岡駅の北側の建物と言えば、まだ旧商工会議所を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、近年サンガスタジアム by KYOCERAが建ったり、スターバックスも開店したりと、この周辺は一気に開発が進みました。

そういった場所ですが、曽我谷川河口周辺は、環境保全の拠点「共生ゾーン」として、都市計画がなされており、アユモドキや希少種を育むエリアと位置づけられています。

プロジェクト保津川の保津川クリーン作戦もその一端を担っています。

遠く和歌山からの参加者も。

この日は、早朝から21人の方に集まって頂き活動しました。

遠く和歌山から参加して頂いた方もおられました。

ありがとうございます。

1時間足らずで土のう袋10袋分のごみを集めることができました。

以前は、不法投棄ごみがあったりと、ごみの多い場所でした。

周辺環境の変化で人の目の付きやすい場所になったことや、これまでの活動の成果、アユモドキの生息地として大切にされていることなどが要因となっているのか、ごみはかなり減った印象です。

水辺のごみ見っけ!について

水辺のごみ見っけ!とは、全国川ごみネットワークが実施している「全国の水辺でのごみを見つけ、ペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の個数を数えるごみ調査」のことです。

水辺のごみ見っけ!

全国で行われ、調査結果が全国川ごみネットワークへと報告されます。

プロジェクト保津川の保津川クリーン作戦でも、調査を実施しています。

2019年5月19日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

3年前に曽我谷川で行った時の調査結果です。

ペットボトル90個、レジ袋161枚、カップ型飲料容器97個、どれもとても多いですね。

この3ヶ月後の8月21日から、亀岡市内で提供されるレジ袋はすべて有料となりました。

2021年4月17日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

2020年の春頃は、ちょうど感染症が流行り始めた頃で、曽我谷川での活動は行いませんでした。

2021年は、2年ぶりの活動となりました。

ペットボトル85個、レジ袋68枚、カップ型飲料容器25個。

前年の2020年7月1日からは、全国的にレジ袋が有料となっていました。

また、亀岡では、この年の初め1月1日に、亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例が施行され、市内でのプラスチック製レジ袋の提供が有償無償を問わず禁止されました。

2019年の161枚から68枚まで減りました。

今回、2022年5月15日に曽我谷川での水辺のごみ見っけ!の調査結果

ペットボトル40個、レジ袋19枚、カップ型飲料容器3個。

GW中に、この場所で活動した時は、ペットボトル15本、レジ袋6枚、カップ型飲料容器9個でした。

2021年の68枚から19枚まで減りました。

2019年の161枚からかなりの減少です。

今回拾ったレジ袋も、古いものばかりでした。

レジ袋の規制が行われた効果が、数字にも表れています。

同時にペットボトルやカップ型飲料容器が減ったことも、レジ袋の使用が禁止された効果だとも考えられます。

しかし、曽我谷川は住宅街を通る川です。

町中から流出するごみが集まりやすく、河口付近で溜まりやすい川の一つです。

ごみが減ったとは言え、今後も引き続き、活動を行っていく必要があります。

次回の保津川クリーン作戦は、山本浜で行います。

次回のクリーン作戦は、6/19(日)亀岡市篠町の山本浜で行います。

亀岡から保津峡への入口、篠町を流れる鵜ノ川の河口がある場所です。

詳細は、後日当HPやfacebook等でおしらせします。

ぜひ、ご家族、お友達とご参加ください。

コメントを残す