2021/06/03

第139回保津川クリーン作戦をごみゼロの日の5月30日に開催しました。

2021年5月30日(日)、亀岡市保津町の保津大橋周辺で保津川クリーン作戦を開催しました。

今年は、史上最速の梅雨入りということで、雨の日が続くのではないかと思われましたが、梅雨の晴れ間。晴天の下、活動することができました。

今回は、いつもよりも遅い午前10時30分から開始です。

太陽はもう真上に近くまで上っており少し暑かったですが、空は青く、空気が澄み、とても良い日曜日の朝でした。

市民の方を中心に、48人の方と活動しました。

全国川ごみネットワークが開催されている『水辺のごみ見っけ!』の手法でごみの調査を行いました。結果は、ペットボトル32本、レジ袋10枚、飲料用プラカップ8個が見つかりました。

亀岡市では昨年、「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」が制定されました。

保津川では、その効果がはっきり見えてきました。

レジ袋が見つかっても、古い物。新しいレジ袋が見つかることがほぼなくなってきました。

レジ袋は減ってきましたが、この日は1時間ほどの活動で、全部で20L土囊袋×18袋のごみ、タイヤやBBQ用の網などを回収できました。

戦いはまだまだ続きます。。。

参加者の皆様、今回もありがとうございました。



「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」

今回の第139回保津川クリーン作戦は、「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の「ごみゼロの日」5月30日に開催しました。

5月30日が、「ごみゼロの日」だということをご存じでしたか?

「ごみゼロの日」は、1970年代に愛知県豊橋市で始まった「530(ごみゼロ)運動」という市民運動がきっかけだったそうです。

その後、官民一体の活動となって全国に広まり、1993年に厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定されたそうです。

ごみゼロの日って?


5月30日(ごみのゼロの日)から、6月7日(環境の日)が、2021年の海ごみゼロウィークです。

海ごみゼロウィーク2021

この期間、『春の海ごみゼロウィーク』として、全国一斉清掃キャンペーンを開催されます。

海ごみゼロウィークだからと言って、海辺で活動するだけではありません。

プロジェクト保津川の活動に参加いただいている皆さんや、こちらのブログを読んでくださっている皆さんは、もうご存じだと思いますが、海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って海に流れ出したものです。

プラスチック製のごみがあなたの目の前から、保津川を伝って海に出たとします。

流される過程で、プラスチックは、こすれたり、ひっかかったり、太陽の日を浴びて劣化していったりとどんどん破片へと変化していきます。

更に小さく砕かれていき、マイクロプラスチック、最近ではナノプラスチックと呼ばれるぐらい細かくなったプラスチックが海洋や、生物の体内で見つかっています。

海で、マイクロプラスチックやナノプラスチックを拾うことはとても大変で難しいことです。

それに比べれば、内陸の町である亀岡市で、目の前の前のごみを拾うことの方が何十倍、何百倍も簡単です。

家の前にある側溝は、保津川につながっており、保津川は海につながっています。

もし、ごみを見つけたら、側溝にごみが落ちてしまう前に拾いましょう。

自分たちの回りや、町の中をきれいにすることが、海洋にごみを流出させないことにつながることになります。

それが、海のごみをゼロにする一手目です。


亀岡市のエコウォーカー制度

ウォーキングしながら身近で気軽な清掃活動を実施しようということで、亀岡市ではエコウォーカーを募集されています。

街中や河川敷などでを散歩をしながら、ごみ袋と火ばさみを持ってごみ拾いをされている方々をよく見かけるようになりました。

すでに、たくさんの方がエコウォーカーに登録され個人で活動されています。

季節もよく、ちょうど海ごみゼロウィーク中!

この機会に、エコウォーカーデビューしてみるのはいかがでしょうか?

エコウォーカーの募集について(亀岡市役所ホームページ内)

現代に生きる私たちの責任で、次の世代にきれいな海を残していきましょう。

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