2014/07/08

『角倉了以と京の名水』ウォーキングツアーに参加しました。

Img_0409_2

プロジェクト保津川ではさまざまなエコツアーを企画中です。

今回は、その参考にしようとNPO法人京都府ウォーキング協会が主催する
高瀬川掘削400年記念『角倉了以と京の名水』に参加しました。

コースは、JR京都駅を出発し、京都の御所の近辺で京の名水(県井・祐の井・染殿井・染井・無垢の井)を訪れ、
復路では、高瀬川沿いを歩き 一之船入り~三之船入り跡~船頭道~角倉地蔵~
余剰水排水口~源融河原院跡~船廻し場跡~船鉾橋を通り
JR京都駅まで戻る全行程14kmでした。

Img_0411_2

集合場所の京都駅前に到着するとすでにたくさんの参加者が集まっていました。

簡単な挨拶と説明の後、準備体操を行ってから出発しました。

Img_0412_2

駅前の街中を抜け、鴨川沿いを北に向かって歩きました。

今回の参加者は、全部で401人だったそうです。

鴨川沿いの遊歩道に参加者の列が見える範囲内ずっと続いていました。

たくさんの人が歩道を移動すると、
横に広がったり、一般の人の通行の妨げなったりすることがあったり、
ウォーキング協会のスタッフが参加者に笛を使って自転車が着た事を知らせたり、
誘導面で苦慮されている様子でした。

亀岡でツアーを行う場合でも、近隣や歩行者への配慮が課題になると感じました。

Img_0414_2

鴨川沿いでは、スポーツをしたり、音楽を演奏したり、散歩をしていたりと
それぞれが自分達なりの時間を過ごしていました。

場所が整備されていると人が集い、賑わうものなんですね~。

Img_0416_2

ウォーキング中、ポイントポイントではスタッフがパネルを持ち、
参加者へその場所の説明を行っていました。

参加者は説明が終わると再び次の地点を目指して歩き出します。

参加者が多いため、スタッフはある程度の人数が到着すると
様子を見ながら同じ場所で何度も同じ説明を行っていました。

聞く聞かないは参加者個人に任されていました。

Img_0418_2

途中、京都の三代名水のひとつでもある梨木神社内にある染井の井戸で
喉を潤しました。

染井の井戸は、千年湧き続けているそうです。

千年前と言えば、平安の時代になりますね。

水はとても冷たくて美味しかったです。

紫式部や清少納言もこの水を飲んだのでしょうか?

Img_0421_2

折り返し地点の御所で昼食をとり、高瀬川沿いを歩き出発点の京都駅を目指しました。

高瀬川沿いでは歩く途中、角倉了以についての説明を聞きました。

今年が角倉了以が高瀬川を開催して400年の記念の年です。

今回のウォーキングツアーの参加は、記念の年に保津川にとっても所縁のある
角倉了以と、高瀬川での舟運についても知ることができました。

最後は、雨が降り出しましたがなんとか14㎞歩き終えました。

なかなかこのコースを個人で歩こうと言う機会は無いと思います。

参加者もこういったツアーだからこそ参加して歩こうという気になるのではないでしょうか。

ツアーの運営面やスタッフの動き、参加者の誘導など、
今後の企画にも参考になるものでした。

同時に、亀岡で行うウォーキングツアーの可能性を感じました。

ウォーキングツアーではありませんが、プロジェクト保津川では、

10月に『保津川下りの船頭さんと行く丹波富士「牛松山」登山』ツアーを企画中です。

まだ企画中ですが、興味がある方はぜいご連絡ください。

よろしくお願いします。

プロジェクト保津川

0771-20-2569

info@hozugawa.org

Img_0423_2

最後に、余談になりますが、残念ながら三条界隈の高瀬川にはゴミが散らばっていました。

Img_0424_2

了以さんでも、高瀬川将来こんなことになっているとは想像できなかったのではないでしょうか。。。

コメントを残す