プロジェクト保津川

第26回定例清掃会が行われました!

2010/01/10

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昨日10日(日)は、保津川の支流のひとつ、年谷川で定例清掃会を実施しました。

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新年最初の定例清掃会、実はあまりに多忙でお知らせのメルマガを配信することが出来なかったので、いったい何人の方にお越しいただけるか不安だったのですが32人もの方にお越しいただくことができました。いつもよりやや少なめではありますが、今回初参加という方も多く、また遠くは西宮や草津、大阪からもお越しいただきました。

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今回は亀岡市上下水道部のご協力をいただき、年谷川浄化センターに集合しました。清掃道具を受け取って、さっそく清掃開始です。まずは年谷川の土手を、川に降りられるところまでみんなで移動です。この土手の上には、かつて亀山城の城下町の境界を示す松並木が明智光秀によって植えられ、千本松、あるいは野橋立と呼ばれて人々に親しまれていました。その千本松も昭和26年の大水害やその後の河川改修で失われてしまい、今ではご覧のように殺風景な眺めとなってしまっています。

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さて、川に降りてみると、そこには言葉を失うような風景が広がっていました。大雨の時に流されてきたゴミ、土手の上を走る車から捨てられたゴミ、ゴミが幾重にも重なり辺り一面を覆っています。私も何度も通っている場所ですが、まさかここまで酷い状況になっているとは思いもしませんでした。

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写真では分かりにくいかもしれませんが、草の中にもとにかく大量のゴミが落ちています。いつもなら、ゴミ袋を持ってゴミを拾い“歩く”のですが、今回はあまりのゴミの量に、その場所からなかなか動くことができません。土手の上と下に分かれて、とにかくゴミを集めます。

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20年以上も前の空き缶、ボロボロになったビニール袋、これらを草の間から取り出すのはそれだけで一苦労です。今、海では「微細ゴミ」と呼ばれる、プラスチックの微小な破片が大きな問題になっています。海苔やちりめんじゃこを採る漁師さんは大きな打撃を受けておられるのですが、もとをたどればほとんどは川からの流出。いかにこうなる前にゴミを回収するか、そして根本的にゴミを減らしていくのか、毎度のことながら考えさせられます。

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さらにこちらは冷蔵庫。ほかにもタイヤ、自転車、テレビ、水槽・・・、とにかく何でもありです。

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足元のごみ、集めてきたわけではありません。ボロボロになって散らばっているのです。そして歩くと、草の下から空き缶やペットボトルを踏みつぶした音が何度となくします。袋に詰められたコンビニ弁当の容器もたくさんあります。ほかにも植木鉢、ビデオカセット、おむつ、バスマット、おもちゃ、もう本当に、なんでもあり!

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土手の上もゴミを集めていただき、だんだんと綺麗になっていきます。車で通りかかった人たちも、何をしているんだろう、とご覧になっていました。地道にこういう取り組みを進めていくことで、まずは川の現状を知っていただく、毎月人数が少なくても続けていくことって大事なのかな、と思いました。

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今回はお子様連れでお越しいただいた方も多く、わいわいと楽しいゴミ拾いになりました。疲れを知らないちびっ子パワー、今ではすっかり貴重な戦力です。

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今回の清掃した区間は、年谷川のわずか100mあまりでした。あまりのゴミの多さに、休みなくゴミを拾い続けても、それだけしかできなかった、というのが正直なところです。地元町内会の方もお越しいただいて一緒に清掃活動を行っていただいたのですが、まさか自分たちの地元の川がこんなに汚いとは思わなかった、とおっしゃっていました。

この年谷川、でも水は本当にきれいな水なんですよ。だからこそ、余計にゴミがたくさん落ちていることが残念でなりません。

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最後にみんなで記念撮影。1時間ほどの清掃活動、30人ほどしかいなかったのに、なんとゴミは20L入り土嚢袋に79袋もあつまりました。さらにはタイヤが3本、自転車2台、冷蔵庫、テレビなど粗大ゴミも多数。今回はほんとに疲れました。かえすがえす、メルマガをお送り出来なかったことが悔やまれます。ご案内はきちんとしないといけませんね、反省です。

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さて、清掃会の後は近くの篠町柏原(かせばら)区公民館に移動です。

今回のお楽しみは、お正月にふさわしい振る舞い!すべて地元産の食材を使ったおぜんざいに粕汁、そして色とりどりのお漬物です。野菜は会員さんの畑で採れたもの。お餅も会員さんのお母さんがわざわざついてくださったものです。

冷えた体にあたたかいご馳走、ほんとうに美味しかったですよ!ありがとうございました。

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そして今回はもうひとつ、地元柏原区のみなさんに、今から60年近く前、昭和26年に柏原区を襲った大水害についてお話をしていただきました。

この大水害は平和池ダムが決壊しておこったもので、一瞬にして集落が水に呑まれ、75名もの方がお亡くなりになりました。そういう水害の歴史を伝えていこうと、資料収集や聞き取り調査を進めてこられ、その成果をまとめた「平和池水害を語り継ぐ柏原75人の鎮魂歌」(京都新聞出版センター編集・制作)を出版されました。そしてその本が、昨年の全国の新聞社から「第3回ふるさと自費出版大賞」を受賞されたりもしています。

災害はいつかは必ず起こるもの、その被害をいかに小さくするかは、地域の住民のみなさんの力にほかならない、と、改めて感じました。

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さて、今回回収したゴミはスタッフが軽トラ2台に満載して集積所まで運びました。ご覧ください、このゴミの山を!これからは支流域の清掃活動も定期的に行いたい、そう思った清掃会でした。

さて来月は2月14日(日)に、毎年恒例の桂川クリーン作戦に協賛して嵐山で清掃活動を実施します。バレンタイン・デーにちょっといいことを!ぜひ、お集まりください!

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