プロジェクト保津川

第16回定例清掃会が行われました!

2009/03/09

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昨日(8日)、第16回定例清掃会が保津大橋一帯の河川敷で開催されました。今回は、通常の定例清掃会としては過去最多の59名もの方にご参加いただきました。さて、その成果はどんなものだったのでしょう?!

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今回の定例清掃会は保津大橋付近の保津川左岸の4か所で実施したのですが、実は右岸側にもたくさんのゴミが大雨で増水した時に漂着していたり、堤防上の道路にもたくさんのポイ捨てがありました。そこで、スタッフは少し早く、朝8時に集合して清掃を行おう、と決めていたのですが、現場に到着すると、ゴミを拾う人影が見えます。

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朝一番の船に乗られる保津川下りの船頭さんたちが、今日は自分たちは定例清掃会に参加できないから、少しだけでも、と仕事前にゴミを拾ってくださっていたのです。まだ水位が高い川、テトラポットの上での作業は慣れた人でも危険な仕事です。ほんとうにありがとうございました。

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さて、午前10時の開会式を合図に、清掃活動の開始です。広~い河原をみんなの力できれいにしましょう!今回はお子さんもたくさん参加いただきました。手に手にゴミ袋を持っていざ出陣!

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愛宕谷川の合流点をめざして上流を目指していたチームは途中で不法投棄物を発見。どうやら夜のうちに軽トラでやってきて、ゴミを落として帰ったようです。しかし、その後、さらに衝撃的な光景を目にすることになるのでした。

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その光景とは、一面を埋め尽くす大量のペットボトルでした。大雨で増水した際に、流されてきたペットボトルが漂着していたのです。不思議なもので、ゴミの種類によって漂着する場所が異なるのですが、その様子の一端をご覧いただけたのではないでしょうか。

皆さんからも「うわぁ~っ!!」と驚きの声が上がっていました。

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さらに今回からは新兵器が登場!京都府南丹土木事務所から清掃活動に必要な物資を多数支援していただいたのですが、そのひとつ、「胴長」を履いたスタッフは川の中にもどんどん入ってゴミを回収していきます。コンポストのフタと電気炊飯器を発見。電気炊飯器なんて、そんなに古いものではありません。橋の上から捨てて行ったのでしょうか、直せばまだまだ使えそうなもの。もったいないことです。

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別のチームは車で移動して、少し上流の七谷川の合流点付近を重点的に清掃しました。このあたりは心無い人による農業系のゴミの不法投棄がたくさんある場所として以前から目をつけていましたが、夏場は草が生い茂っていて作業が危険ため、この時期を待っていたのでした。

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中には、こんなものも。ひっくり返った浴槽やドラム缶、ほかにも農薬の噴霧器や草刈り機用のオイル缶なども土の中から見つかりました。

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川の中からはたくさんの畔シート。おなじみの肥料袋もたくさん出てきます。さらには精米機まで・・・。

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こちらからもまたもやドラム缶。次から次から粗大ゴミが出てきます。初めて参加された方は、みなさん一様に驚かれていました。

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ほかにも、電子レンジや石油缶、タイヤなど粗大ゴミがたくさん出てきました。とても1回で運べるものではなく、結局軽トラは2往復するはめになりました。

今回、この場所の清掃には近くの町内の方にもたくさん参加いただいたのですが、「これからは、近所でも声をかけあわないと」とおっしゃっていただき、嬉しく思いました。ゴミのもっとも大きな原因は、人々の無関心にあると思います。地域の住民の一人一人が、まず関心を持つことがゴミを防ぐために一番重要なこと、本当に心強い言葉でした。

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一方、愛宕谷川チームも20Lの土嚢袋に35袋ものゴミを回収してくださいました。回収したゴミとともに記念写真(?)の撮影のあとは、みんなで軽トラに積み込みます。最近は皆さんのゴミを積み込む作業も手慣れたもので、さまになってきました(笑)

ところで、回収時に気づいたのですが、なぜかこの場所はお風呂のフタがたくさんありました。なんででしょう?

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最後に今日の参加者一同で記念写真を撮影しました。今回は20L入りの土嚢袋に154袋、かさ容量にして3t以上ものゴミを回収しました。ほかにも、浴槽や物干し台、ストーブ、プランターや植木鉢、電子レンジに電気炊飯器、タイヤ、鉄板や鉄パイプ、バイクの部品、ドラム缶、精米機、農薬の噴霧器、工事用シートなどさまざまな粗大ゴミも回収しました。今回の定例清掃会からは、付近の地区で回覧版で案内を配布していただいたこともあり、定例清掃会としては過去最高の参加人数、そして過去最高の回収量となりました。

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清掃活動のあとは、今回はかき餅をみんなで味わって、さあ今回のスペシャルイベント、保津川下りの操船体験会です!

まずは船頭さんから道具の説明が行われました。写真は、櫂を止めるシュロ縄の編み方の説明。先日の海外からの視察団のみなさんがお越しになった際にも紹介しましたが、昔と変わらないひとつひとつの道具のお話にみなさん興味津々でした。

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さて、舟に乗りこみ、まずは船頭さんのお手本を拝見。力強く櫂を引き、自在に舟を操る姿に感嘆です。さて、実際にやってみましょう!

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ボートを漕ぐのとはちょっと勝手が違い、これがなかなか難しいのです。・・・が、今回の参加者のみなさんは船頭さんも驚くほど上手でした!力任せにやってしまう男の人よりも、案外女性の方がコツをつかむのが早いとか。保津川下りに史上初の女性船頭がデビューする日も近い?!

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傍らでは、10日の川開きでデビュー予定の新人船頭さんが、先輩から特訓を受ける最中でした。頑張ってくださいね!

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小さなお子さんたちも、舳先に立って、船頭気分を楽しんでもらいました。こちらは未来の船頭さん?!

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最後に、みなさんには季節の花、ネコヤナギのプレゼント。ぜひ、おうちに飾ってくださいね!

本当は、ゴミ拾いなんてせずにすむのがベストですが、まずはゴミがあふれかえっている川の現状を少しでも多くの方に知っていただきたいなあ、と思ってい
ます。少なくとも、今日、みんなで拾ったゴミはこれ以上下流には流れていかずに済むわけですから。そんな中でも、せっかく川に来ていただいたので、毎回何か、楽しいことを、と心掛けているのですが、今回の操船体験、楽しんでいただけたでしょうか?

今回の定例清掃会は、地元・亀岡はもちろん、遠くは京都や大阪、京丹波町などか
らも、本当にたくさんの方にお越しいただきました。また、保津川下りの船頭さんや、佐川急便亀岡営業所のみなさんにも今回も多数参加いただきました。

みなさん、本
当にありがとうございました。次回も、お楽しみに!

(H)

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