プロジェクト保津川

京都南ローターアクトクラブのみなさんによる保津峡清掃奉仕が行われました!

2011/03/27

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今日(27日)、恒例の京都南ローターアクトのみなさんによる保津峡の清掃奉仕活動が行われました。今回は、昨年同様に「獅子ヶ口」にて清掃活動を実施、さて今日はどんな成果があったのでしょうか?

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朝9時30分に保津川下り乗船場に集合して、まず開会式が行われました。

京都南ローターアクトのみなさんによる清掃活動は一昨年から始まり、今年で3回目になります。そのきっかけは3年前の秋に、ロータアクトクラブのメンバーの方がプロジェクト保津川のメンバーでもある船頭さんが操船する船にお乗りになったときに、保津峡のゴミのお話を聞かれて、ぜひ協力を、と申し出ていただいて実現しました。

それ以来、ロータリークラブの方やお知り合いのみなさんも一緒に、毎年の恒例行事としてお越しいただいています。

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さて、今回は昨年同様に「獅子ヶ口」で清掃活動を行ないます。乗船場を出発して約30分、まずは「殿の漁場」に船を停めて上陸。その後、1列になって岩を乗り越え、木々をかきわけ、ちょっとした探検気分で現場に向かいます。

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さてさて、15分ほど歩くと現場に到着。そこには驚くような光景が広がっていました。まるでペットボトルのお花畑・・・。こんな風景が何十メートルと続いていました。ちなみにこの場所は、水面から5~6mはある高い岩の上です。

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周囲は上の写真のような感じです。大雨で増水すると、大量のゴミがカーブした川の外側になるこのあたり一帯に漂着するのです。なのでこのあたりのゴミは、どちらかというとペットボトルや発泡スチロールのような軽いものが多くみられます。同じ飲料容器でも、カンは中に砂が入るので(ペットボトルはキャップを閉めて捨てられることが多い)、また違う場所にたくさん沈んでいたりします。

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足元に目を転じると、こんな感じ・・・。毎年この場所は徹底的にきれいにしているのに、大雨が降れば元通り。ぜひ、飲料メーカーのみなさんに一度この風景をご覧いただきたいものです!

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今回は子供さんの参加も多く、宝探しのようにワイワイと、元気にゴミ拾いをしてもらいました。ただ、この場所は、岩の上に竹やワラが乗っかっているだけなので、気をつけないと、踏み抜いてしまって大けがもしかねません。スタッフはそんなことにも気をつけて、周囲に目を光らせています。安全第一!

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これは排水?によく使われているパイプですね。長くてなかなか抜けない!3人力を合わせて、やっと抜けました。まるで絵本の「大きなかぶ」のようです。

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こちらはヘルメット。なぜかヘルメットもよく見かけます。

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ここは海岸でも、河口部でもありません。海からは100kmも遡った、周りに人家が一軒もない峡谷の中の、現実の風景です。

先日もニュースで、ペットボトルの業界団体がリユースに反対、と報じられていました。なんでも安全性が、ということらしいですが、なぜ外国で普通に行われていることが日本ではできないのか、不思議でなりません。また、長らく導入が訴えられているデポジット制も、まったく議論が進んでいません。

賛成、反対、いろいろな立場があるのはわかりますが、まずは現場を実際に見て、それから議論をスタートさせてほしいと、つくづく思います。

 

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さすが船頭さん、重いトラクター用のタイヤ(もちろん?ホイールつき)と、ゴミがぎっしり入った土嚢袋を軽々ともって、舟まで運んでくださいました!

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1時間ほどの作業を終えて、舟をおりた場所まで戻ります。帰りはたくさんのゴミ袋。足元に気を付けてくださいね!

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さて、これが今日の成果。たった、1時間でこの量です。

後で船頭さんからいただいた連絡では、全部で土嚢袋143袋、そしてタイヤ多数、冷蔵庫、輸送用パレット、ガスボンベなどでした。それにしても、すごい量・・・。

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船に戻ると、カヌーの方が寄ってきてくださいました。

いつもは通り過ぎる船が停泊しているので、事故でもあったのか、と思って心配になって声をかけてくださったのでした。今日はゴミ掃除なんですよ、というと、「それはお疲れ様、ありがとうございます!」とおっしゃってくださいました。

こちらこそ、気にかけていただいて、ありがとうございます。

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さて、舟をふたたびこぎ出して、今度はJR保津峡駅直下の「鵜飼ヶ浜」に上陸です。

今日は全部で3艘の船を出してもらいました。狭い峡谷では、舟を接岸するのは3艘が限界。船頭さんの巧みな技に、みなさん感心されていました。

3艘の船のしんがりは「ゴミ船」。保津川下りは、昔は丹波のお米をいっぱい積んで京の都まで運ぶ荷船でした。現代ではゴミをいっぱい積んで下ることも。こんな風景は早く幻になるといいですね。

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お昼ご飯は、お百姓さんたちのグループで運営されている「かめおか四季菜」にお願いした、特製の地産地消弁当。私たちの保津峡清掃ではすっかりおなじみになりました。

せっかくお越しいただいたからには、楽しく、美味しいおもてなしを、と心がけていますが、今回も満足して頂けたでしょうか?

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嵐山到着後、みんなで記念撮影。みなさん、ありがとうございました。

日本を代表する観光地、京都。今日お越しいただいたロータリークラブの会員のみなさんは、その京都の観光産業や伝統文化を文字通り支えてこられた老舗のご主人などもいらっしゃいます。そうしたみなさんが、こうして地道な清掃活動に一緒に汗を流してくださるのは、私たちにとっても大変心強いことです。

世界に名だたる観光都市、京都。京都はまた、日本文化の「ふるさと」でもあります。その京都の暮らしを支えてきた保津川が、いつまでも美しいままであるために、これからも一緒にがんばれたらと思います。

京都南ローターアクトクラブのみなさま、ありがとうございました!

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