プロジェクト保津川

「花王・コミュニティ・ミュージアム・プログラム ステップアップ・ミーティング」に参加しました

2009/05/22

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今日は茨城県土浦市で開かれた花王・コミュニティ・ミュージアム・プログラムの助成団体を対象にした「ステップアップ・ミーティング」に参加しました。

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このミーティングは、花王が地域のミュージアム(博物館や美術館、郷土資料館など)とNPOなどの市民団体がともに地域の文化の振興に取り組み、それを通じてミュージアム、そして地域社会の活性化を目指そう、という活動を支援するもので、私たちプロジェクト保津川は「京都・保津川の筏復活プロジェクト」として1年間のご支援をいただいています。

ミーティングには全国のさまざまなNPOやミュージアムのみなさんが参加され、助成を受けて実施されている取り組みのこれまでの成果や、今後の予定などを中間報告として発表されました。

地方自治体の財政難に伴い、どこの地域でも文化行政は縮小の一途をたどっています。そのような中で、博物館や美術館などの予算もどんどん削減され、学芸員さんなどスタッフのみなさんの間にも大きな閉塞感が漂っているといわれます。その一方で、欧米に比べるとこれらのミュージアムの企画力や情報収集・発信力といったものも、まだまだ未熟な部分も多いのが現状で、市民のニーズに必ずしも応えられていないケースも多くみられます。

この助成金は、そうした閉塞状況をミュージアムと市民の「協働」という形で乗り越えていこう、という取り組みを支援するために始まったそうです。

印象的だったのが、どこの団体も(ミュージアム以上に)財政状況が厳しいのは同様ですが、だからこそ自分たちの取り組んでいる事業の魅力をあらゆる方法で発信し、多くの市民のみなさんの賛同を得、十分ではないかもしれませんが資金の獲得にまでつなげている、ということでした。つまり、やったらやりっぱなしの「1回限り」のイベントではなく、それが地域社会の文化の伝承・蓄積につながるように、つねに反省と改善を重ねながら前に進まれている、ということです。

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私たちの取り組んできた「保津川筏復活プロジェクト」も、今一度、取り組んできたことの意義を見直し、これからどこに向かうのかという展望を何度も何度も描きなおしながら前に進んで行きたいなあ、と気持ちを新たにしました。

このミーティング、明日はお互いの課題や悩みについて話し合う、そういう研修会も予定されています。続きはまた明日!

(H)

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