プロジェクト保津川

第14回定例清掃会が行われました

2009/01/12

Dsc_0019

新年最初の保津川クリーン作戦となる、第14回定例清掃会が11日(日)、保津峡の入口にあたる山本浜で開催されました。大雪が心配されましたが、参加いただいた皆さんの熱意が通じたのでしょうか。風は冷たいものの朝から気持ちよく晴れ渡り、雪をいだいた山々が美しく映える朝となりました。

Dsc_0004

Dsc_0005

新春最初の定例清掃会となった今回の定例清掃会には、亀岡はもちろん、京都や大阪、京丹波町などから42人もの方にお集まりいただきました。また、今回は直前にYahoo!ボランティアの“ピックアップ”という特集ページで私たちの活動を取り上げていただいたこともあり、このウェブサイトを見て初めて参加したという大阪から来られた方も何人かいらして、とても心強く感じました。

Dsc_0006

さて、清掃活動は3つのグループに分かれて行ったのですが、河原にはまだ雪がうっすらと残っていることもありゴミを見つけるのも一苦労でした。雪がなければゴミは目立つのですぐにわかるのですが、雪があると、特に白いレジ袋などは分かりにくくなってしまいます。上の写真は河原の堤防の草むらに捨てられていたブリキ?でできた古い衣装箱。こんなものも捨てられているのですね。

Dsc_0022

川のふちでハンバーガーを食べてそのままゴミは捨てて帰ったのでしょうか。包装紙なんかがたくさん捨てられていました。足元に気をつけてゴミを拾うのは危険な作業でもあります。通りかかった保津川下りの舟からは、船頭さんからの「ありがとう!」という声が飛びます。船頭さんたちは年間20~30回、清掃活動をされているそうですが、それでも追い付かないこのゴミの量。単なる清掃活動ではなく根本的な対策を考えないといけない時期に来ていると思います。

Dsc_0034

Dsc_0011

Dsc_0128

山本浜で保津川に合流する鵜ノ川の中にもペットボトルや発泡スチロールなどいろいろなモノが流れ着いています。夏場はこういう場所は草が生い茂っているために、冬場のこの時期にしかできない清掃活動です。いばらが生い茂る中での作業は、なかなかに辛いものです。ゴミの中には配管など建築資材の不法投棄などもありました。また、草むらからは水田に使う畦シートが大量に出てきました。しっかりと紐で結ばれていて、明らかな不法投棄物です。

Dsc_0031

あと、今回の山本浜で目立ったのは家庭菜園用の肥料袋などの農業系のゴミです。なかでも農家で使うものとは異なり、ホームセンターなどで買える10kg入りの肥料袋が大量に見つかりました。中には植木鉢やプランター用の土を中に詰めて捨てられているものもあります。急速に宅地化が進むこの付近ならではともいえるゴミです。

Dsc_0051

別の場所には大きなテレビも捨てられていました。薄型テレビに買い替えて要らなくなったのでしょうか。だからといって不法投棄をしていいわけがありません。ブラウン管テレビはただでさえ重いのに、29インチともなると急な斜面に気をつけながら、大人4人がかりでないと運び出せません。

Dsc_0041

Dsc_0047

集まったゴミは堤防の上と下とでリレーして運び出します。そしてみんなで手分けして回収場所まで運びます。お疲れ様でした!

Dsc_0131

今回集まったゴミの量。土嚢袋が47袋、畦シートが10巻、そのほかにも建築資材や子供用の魚とり網、カサなどいろいろ。軽トラック2台分ぐらいでしょうか。ちなみに今日は、このあと参加者のみなさんと初詣に出かけるため、いつもより20分ほど短い、たった40分間でこれだけ集まったのです。

Dsc_0068

さて、清掃会終了後は風情ある山本の集落の中を歩いて、保津峡を切り拓いた神様をまつる桑田神社に参加者全員で初詣です。今年で創建1300年目を迎える桑田神社、丹波の開拓の歴史においても非常に重要な役割を果たしてきた神社です。

Dsc_0066

桑田神社の手水舎の水の注ぎ口は、ナマズを模したもの!川と人々の古くからのつながりを感じずにはいられません!

Dsc_0096

Dsc_0107

桑田神社では、宮司さんのご好意によって、参加者のみなさんに正式な参拝方法を体験していただきました。プロジェクト保津川の無事と発展を祈って祝詞もあげていただき、お参りの仕方も教えていただきました。分かっているようでわからない、神社の参拝方法。いい勉強になりました!

Dsc_0109

参拝のあとは、寒かったでしょう、ということで社務所にお招きいただき、温かい昆布茶を振る舞っていただきました。お茶をいただきながら、桑田神社の歴史などのお話も教えていただきました。ちなみに先ほどのナマズは、この集落の守り神だそうです。だから、昔からこの地域の人々はナマズは口にしなかったとか。亀岡には、保津川のもう少し上流に大井神社という神社があり、その氏子地域の人々は、鯉を食べられないことはもちろん、鯉のぼりも上げなかったりします。そういった地域の伝統の中にも深く川が根付いていることを、改めて感じました。

Dsc_0119

さて、初詣のあとは集合場所に戻って、お楽しみの豚汁の振る舞いです!この豚汁、会員さんからご寄附いただいた材料で作ったのですが、野菜もお味噌も全部自家製なんですよ!

Dsc_0117

冷えた体も一気に温まります。ほかにも、自家製のお漬物や風呂吹き大根、亀岡の人気のレストラン、「へき亭」さんからも、おぜんざいをご提供いただきました。ありがとうございました!

今回は年の始め、ということで、いろいろ盛りだくさんの企画を用意しましたが、いかがだったでしょうか?次回は2月15日(日)に、京都市内で開催される桂川クリーン作戦(いつもの第2日曜日と異なりますのでご注意ください)とともに実施する予定です。清掃箇所などもいつもとは変わる予定ですので、お気をつけください。

早朝より寒い中をお集りいただいた皆様、ありがとうございました。今年もよろしくお願い申し上げます。

(H)

chevron_left  chevron_right