2008/07/09

保津川遊船エコグリーン委員会による清掃が実施されました

保津川のゴミ

今日は、保津川遊船(保津川下り)エコグリーン委員会による清掃活動が行われました。

保津川下りの船頭さんたちによって組織されている「保津川遊船企業組合エコ・グリーン委員会」では、仕事の合間をぬって保津浜から嵐山までの清掃活
動を、大雨のあとなどに随時実施されています。今日は朝9時に亀岡の保津川下り乗船場を出発して、徒歩とラフティングボートを使用して保津峡入口の不動明
王までを清掃されるグループと、2艘の船を使って保津峡区間を掃除されるグループの二手に分かれての活動ということでした。

保津川下りの船頭さんたちには、組織としても個人としてもプロジェクト保津川には大きな協力をいただいています。もちろん今日もプロジェクト保津川のメンバーでもある船頭さんも多数参加されました。

保津川のゴミ

やはり目につくのはペットボトルや発泡スチロールなどの漂着ごみ。

保津川のゴミ

そしてレジ袋やごみ袋、肥料袋などのビニール袋。ビニール袋は増水時に流れてきたものが河畔の木々に引っ掛かって、ものすごく目立つのです。船頭さんたちの間では、その様子を七夕になぞらえて「短冊」と呼ばれていますが、こんな短冊はまっぴらごめんですよね。

今日の清掃には、歩いての清掃には25名、作業船での清掃には18名、あわせて43名の方が参加されたということです。結局、土嚢袋にして、歩いて掃除されたチームは67袋、船で清掃されたチームは60袋合計127袋、さらには発泡スチロールなど袋に入りきらないゴミも多数あったそうです。おそらくは2トン程度の量はあったのではないでしょうか。

しかし、雨が降って増水してくるたびに大量のごみが流れ着き、これではイタチごっこです。なんとかして、元からゴミを断つ方法を考えないと、いつま
で経ってもこの状況は変わりません。プロジェクト保津川では、遊船エコグリーン委員会やラフティングツアーの方々、そして行政機関など各機関と連絡を密に
して、ゴミを減らすための取り組みを行っていきますので、みなさんのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

プロジェクト保津川 原田

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